4都府県の緊急事態宣言 延長あす決定へ
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4都府県に出している緊急事態宣言について、11日までの期限を「延長」する方向で調整を進めています。
菅義偉総理大臣はきのう、西村康稔経済再生担当大臣らと対応を話し合った後に記者団の質問に答え、宣言の延長について「今週中に判断したい」と述べました。
期間は2週間から1か月程度とする案が有力で、あすにも政府対策本部を開いて決定します。
菅総理は、宣言のこれまでの効果について、「人の流れは間違いなく減少している」と強調しましたが、大阪府では医療提供体制の逼迫が続くなど、状況は依然として厳しく、政府は「延長は不可避」と判断しました。
東京では、感染力の強い変異株が広がっており、今後も感染拡大が続くと見られています。