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NYTが「Op―Ed」廃止=デジタル化でリタイア

時代の流れに対応します。
アメリカの新聞、ニューヨーク・タイムズが、社外の執筆者の寄稿を載せる紙面に用いてきた「Op―Ed(オプエド)」の表現をやめると発表しました。伝統的な紙面では、社説と対面するページに掲載されていたため、Op―Edの表現を使ってきました。しかし、デジタル化の進展で、数百万人に上る読者が電子版を利用しているため、対面という名前に意味がなくなったそうです。Op―Edのページは、社外執筆者の視点を伝えるページとして、1970年に誕生しました。多くの人々が信じているように、ニューヨークタイムズへの反対意見を掲載するページではないとのことです。同紙の編集者は「50歳を迎えて、Op―Edの名前はリタイヤする」とした上、社外執筆者の意見は「ゲストエッセイ」のタイトルで掲載することを明らかにしました。