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ミャンマー国軍トップ 特使受け入れ「検討」

対話へと進むでしょうか。クーデターで権力を掌握した国軍のミン・アウン・フライン総司令官は26日、国営テレビを通じて、ASEAN=東南アジア諸国連合の特使の受け入れを検討する考えを表明しました。
24日に開かれ、ミャンマーに特使を派遣して、対話の仲介を行うことで合意していたASEANの首脳会談には、フライン総司令官も出席していました。
ASEANの首脳会談では、暴力の即時停止では一致しましたが、拘束された政治犯の釈放要求には踏み込まず、人権団体などから批判が出ています。
茂木敏充外務大臣はきのう、談話を発表し、ASEANでの合意を「前向きな一歩だ」と評価しつつ、「対話を進めるには拘束された人たちの解放が必要だ」と指摘しました。