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ミャンマー反政府武装勢力 国軍基地を制圧

戦闘が激しさを増しています。ミャンマーとタイの国境近くで27日朝、少数民族武装組織の「KNU=カレン民族同盟」と国軍が戦闘を行いました。
KNUは国軍の前哨基地を襲撃して制圧したもようです。
ミャンマーでは、国軍が2月1日にクーデターを起こしてアウン・サン・スー・チー国家顧問を拘束して以来、クーデターを非難するKNUと国軍の衝突が拡大しています。
国軍がKNUの支配地域に空爆を行うなど、戦闘は激しさを増して、これまでに2万4000人以上の住民がタイに避難しています。
KNUは自治権の拡大を求めて、数十年にわたって国軍と対立しており、クーデターに反発する民主派と連携する動きを見せています。