ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

気候変動サミット開幕 日本温室ガス削減

各国首脳が削減目標を表明しました。
アメリカ政府が主催する気候変動に関するサミットが22日、オンラインで開幕しました。会議に先立ち主要国は、2030年に向けた温暖化ガスの排出削減目標を相次ぎ打ち出しており、日本は2013年度に比べてで46%減、米国は2015年に比べて50~52%減らす目標を表明しました。サミットは23日まで開かれ、菅義偉総理大臣のほか、アメリカのバイデン大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領など、40カ国・地域の首脳が出席します。うちアメリカと中国は、台湾情勢や人権をめぐり鋭く対立していますが、世界の温室ガス排出量の4割を米中が占めており、両国が協力できるかに世界の注目が集まっています。習主席はサミットで演説し、世界の約半分を占める中国の石炭消費量について「2026年から30年にかけて徐々に減らしていく」と表明しました。