4都府県 緊急事態宣言 大型店に休業要請
政府はきょう、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に対し、特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令します。発令は昨年4月と今年1月に続き3回目です。期間は4月25日から5月11日までの17日間となります。大型連休中の人手を抑える狙いがあり、酒を提供する飲食店やテーマパーク、1000平方メートル以上の大型商業施設に対し、生活必需品売り場を除いて休業を要請します。プロ野球やサッカーJリーグなどの大規模イベントは原則として無観客とします。4都府県はいずれも、緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」が適用中ですが、感染力の強い変異ウイルスの影響もあり、医療提供体制が逼迫しています。政府は、知事の権限が強まる緊急事態宣言に切り替えて、感染拡大を抑えたい考えです。