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大阪府、緊急事態宣言の要請検討=飲食店の休業も

強い措置が再び必要になりそうです。
大阪府の吉村洋文知事はきのう、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の効果が不十分で、感染拡大が続いた場合、緊急事態宣言の発令を国に要請する考えを示しました。
大阪市の松井一郎市長もきのう、記者団に同様の考えを示しています。
松井市長によると、大阪市内の飲食店の中には、営業時間の短縮要請には従っているものの、「昼カラオケ」や「昼飲み」をして、感染対策が不十分なところがあるということです。
吉村知事は、緊急事態が再び発令されれば、飲食店への休業要請が必要になると語りました。
大阪府ではきょう、新たに1000人を超える感染者が確認される見通しで、重症者の病床の使用率が9割を超えています。
大阪府はきのう、一部の病院に対して、一般診察を制限して優先してコロナ患者を受け入れるよう要請しました。