韓国2大都市市長選で野党圧勝 政権に打撃
来年3月の韓国大統領選挙の前哨戦となるとみられる重要な選挙でしたが、どちらも保守系の最大野党「国民の力」の候補が圧勝しました。
どちらの選挙でも野党側は、「文在寅政権」の審判を争点にしていました。
ソウル市長に当選したのは元ソウル市長のオ・セフン氏、釜山市長に当選したのはイ・ミョンバク政権で高官だったパク・ヒョンジュン氏です。
2つの大型選挙で与党が惨敗したことで、任期終盤にさしかかる大統領の求心力が低下するのは避けられないとみられています。
文政権は不動産価格の高騰や、政府職員のスキャンダルのため、支持率が下がり続けています。