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大阪府 感染者急増で「医療非常事態宣言」

例のない急増ぶりです。新型コロナウイルス感染者が急増している大阪府はきのう、対策本部会議を開き、「医療非常事態」を宣言しました。
独自基準である「大阪モデル」の警戒度も、最高の「赤信号」に引き上げました。
大阪府のきのうの新規感染者は878人で、2日連続で過去最多を更新しました。
吉村洋文知事は「20代から30代の感染者数は、垂直に近い上がり方だ。重症化率も高く、変異ウイルスの影響は間違いない」と述べました。
大阪の新規感染者数は、直近の2週間で4.3倍に急増し、重症病床の運用率がおよそ70%になっています。
大阪府は、現在確保している病床数では不足するおそれがあるとして、府内の病院に対して、重症用、軽症と中等症用の病床をそれぞれ追加確保するよう、緊急に要請を行いました。