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車いすラグビー東京パラへ向けて再始動

スポーツライターの星野恭子さんがノーボーダーニューズに寄せた記事によりますと、2018年の世界選手権を制し、東京パラリンピックで金メダル獲得の期待が高い競技のひとつ、車いすラグビー。コロナ禍で予定された強化大会などがあいついで中止や延期となっていましたが、3月に入って少しずつ大会が再開されております。320日、21日にはジャパンパラ競技大会が千葉ポートアリーナで行われ、日本代表候補たちが3チームに分かれ、総当たり戦で競い合いました。例年は海外の強豪チームを招いて行われる代表強化大会ですが、コロナ禍により日本選手同士の「紅白戦」となりました。また、329日には、「三井不動産チャレンジゲーム2021」が東京・渋谷区スポーツセンターで開催されました。参加選手は関東在住の希望者に限られましたが、東京パラ代表候補も含めた選手が4チームに分かれ、2試合を戦いました。さらにその東京大会に向けたテストイベントが43日、4日に車いすラグビーの本番会場である国立代々木競技場で、非公開で行われました。東京パラの車いすラグビーは8カ国で金メダルを争います。会場は国立代々木競技場で開会式翌日の825日(水)から29日(日)に開催されます。日本代表候補選手は月に1度は強化合宿を行って強化を進め、東京大会を戦う12人のメンバーは6月をめどに発表される見通しとなっています。