米大統領 初閣議 米国内から調達優先
国内産業優先の姿勢を強調しました。アメリカのバイデン大統領は1日、就任後初めての閣議をホワイトハウスで開き、政府が物資やサービスを調達する際に、アメリカ企業を優先するよう閣僚に指示しました。バイデン大統領は前日に、国内産業の振興のため、2兆ドル=およそ221兆円を超える巨額のインフラ投資計画を発表しており、アメリカの産業や雇用を守る姿勢を連日アピールしています。インフラ投資計画の実現には、議会での法制化が必要となりますが、野党共和党の上院トップであるマコネル院内総務は「共和党は支持しない」と明言しており、難航が予想されています。バイデン大統領は閣議で、ブティジェッジ運輸長官やウォルシュ労働長官ら閣僚5人を指名し、計画について国民に広く説明と理解を求めるよう指示しました。
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