WEF「ジェンダーギャップ指数」 日本120位
政治の場では最低クラスです。
スイスのシンクタンク、WEF=「世界経済フォーラム」は31日、世界各国の男女平等の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」の最新ランキングを発表しました。
2020年の日本の順位は156カ国中120位でした。
政治や経済分野の男女格差が改善されず、G7=主要7カ国中で最低でした。
「世界経済フォーラム」のジェンダーギャップ指数は、各国の政治、経済、教育、保健の4分野で男女間の格差を数値化し、ランキングにしています。
前年は153カ国中121位で、大きく改善することができませんでした。
日本は政治分野では147位となりました。
自民党の下村博文(しもむら・はくぶん)政務調査会長はきのうの記者会見で「恥ずかしい数字だ」と述べ、選挙で女性候補の割合を3割に引き上げる「クオータ制」の導入を、党内に提案する考えを示しました。