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ミャンマー国軍が少数民族の拠点空爆 衝突拡大

内戦の様相を帯びてきました。 ミャンマーで、クーデターによって権力を握った国軍と、クーデターを批判する少数民族の武装勢力の間で衝突が拡大しています。 タイ国境に近い東部のカイン州では、KNU=カレン民族同盟の傘下組織が、ミャンマー国軍の拠点を制圧したのに対し、国軍は27日、戦闘機による空爆を行い、およそ3000人の住民がタイに逃れました。 北部のカチン州でも、少数民族の武装勢力が、国軍の拠点を攻撃しました。 ミャンマーでは、国軍によるクーデター以来、各地で抗議デモが続いています。 ミャンマーの人権団体「AAPP」は29日夜、国軍や警察の発砲や弾圧による死者は、これまでに500人以上となると発表しました。 このため、少数民族の武装勢力とデモ隊の間で、連携の動きが広がっています。