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厚労省職員 深夜送別会で課長事実上の更迭

信用回復に時間がかかりそうです。 厚生労働省の職員23人が、都内の飲食店で深夜まで送別会を開いていた問題で、厚生労働省はきのう、老健局老人保健課の真鍋馨(まなべ・かおる)課長を、減給1カ月の懲戒処分とした上で、大臣官房付に異動させる人事を発表し、事実上、更迭しました。 他の22人のうち、出向者を除く19人も、訓告などの処分にしました。 東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、飲食店に対し、午後9時までの営業時間短縮を、4月21日まで求めています。 しかし厚生労働省の職員23人は、東京都内で深夜まで営業している飲食店を探して予約し、マスクなしで会食をしていました。 田村憲久(たむら・のりひさ)厚生労働大臣は、きのう、閣議後の記者会見で「国民の信用を裏切る形になり、おわび申し上げる」と謝罪しました。 また、管理責任をとり、大臣給与2ヶ月分を自主返納するとしています。