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大阪府知事、「まん延防止等重点措置」申請へ

大阪は第4波に入ったようです。大阪府の吉村洋文(よしむら・ひろふみ)知事はきのう、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用を国に求める考えを示しました。近く対策本部会議を開いて正式に決定し、週内に要請する方針です。大阪府と隣接する、兵庫県の井戸敏三(いど・としぞう)知事と、京都府の西脇隆俊(にしわき・たかとし)知事は、現時点では「まん延防止等重点措置」を申請しない考えを示しています。大阪府内では、おとといまでまでの3日連続で、300人以上の新規感染者が見つかっており、きのうも213人が確認されました。吉村氏は「市中感染の入り口に入っている。第4波に入ったと分析している」と危機感を表明しました。一方、感染が広がる宮城県の村井嘉浩(むらい・よしひろ)知事は記者会見で、重点措置を申請しない考えを示し、現在行っている飲食店の時間短縮営業の効果を見極める方針を明らかにしています。