新型コロナ武漢研究所発生説「証拠見た」
ウイルスの発生源に確信があるそうです。アメリカのトランプ大統領はきのう、ホワイトハウスで記者団に、新型コロナウイルスの発生源が、中国湖北省の武漢市にあるウイルス研究所だとする説について、「大きな確信」を抱かせる証拠を見たと述べました。CNNによると、大統領の発言の直前に、ODNI=アメリカ国家情報室長官は「今のところ研究所から流出したとの評価には至っていない」と説明しており、大統領の発言と食い違っています。大統領も記者団に、証拠の詳細は明らかにしていません。ただ、トランプ氏は中国の責任追求に前のめりで、アメリカの新聞、ワシントン・ポストは、大統領が中国に対する報復や賠償要求を検討していると報じました。トランプ氏自身も、報復として中国に関税を課す可能性も示しています。