「緊急事態宣言」 全国一律で延長へ
外出自粛がさらに続きそうです。
政府は、5月6日に期限を迎える、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について、全都道府県を対象に、さらに期限を延長する方向で調整に入りました。緊急事態宣言は16日に全国に拡大されてから、きょうで2週間を迎えます。政府内では、全都道府県の一律の延長は避けられないとの意見が強まっています。安倍晋三(あべ・しんぞう)総理大臣は、きのうの参議院予算委員会で「残念ながら感染者数は増加が続いている。5月6日に緊急事態が終わったと言えるかどうか、依然厳しい状況が続いている」と明言しました。政府は5月1日に専門家会議を開いて意見を聴いた上で数日かけて検討し、最終判断します。延長期間については「5月末まで」や「1カ月程度」にする案が検討されています。