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感染拡大で史上初のインターハイ中止

26日全国高等学校体育連盟、ウェブ会議による臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、夏の高校スポーツの総合大会、全国高校総体(インターハイ)の中止を決定しました。全国高校総体の中止は、1963年に始まって以来初のことです。今年の夏の全国高校総体は、東京オリンピック・パラリンピック開催を考慮し全国21府県で30の競技を分散させ、一部の競技を除き8月10日から24日の間で開催を予定していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、さらに緊急事態宣言が全国に広がり、予選大会が行えない地域が相次いだことにより開催対応を迫られていました。中止については感染リスクが大きく選手や大会関係者の安全や安心を確保することが難しく、学校の休校で十分な練習時間を確保するのが困難であることなどを語りました。