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中東派遣、首相「憲法上の問題ない」

もっと議論を深める必要がありそうです。

安倍晋三総理大臣はきょう午前、 衆議院予算委員会の2020年度予算案の基本的質疑で、海上自衛隊の中東派遣をめぐる アメリカ軍との情報交換について、 「航行の安全確保のための一般的な 情報交換の一環として行うもので、 憲法上の問題はない」と答弁しました。

野党統一会派の岡田克也(おかだ・かつや)議員の質問に 答えたものです。 岡田氏は、海上自衛隊の護衛艦とアメリカ軍の艦艇が情報交換し、アメリカ軍が不審船に武力行使した場合、武力行使の一体化になるのではないかと質しました。

安倍総理大臣は「自衛隊とアメリカ軍の艦艇が直接情報交換することは想定していないが、緊急事態には、直接通信することはありうる」と答えました。

中東に派遣される海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」は2日、神奈川県の横須賀基地から出港しました。