自衛隊「調査・研究」派遣、先例とならず
久々の質問に議場がわきました。
安倍晋三(あべしんぞう)総理大臣は、
きのうの参議院予算委員会で、
「調査・研究」を目的とした自衛隊の
中東派遣について
「一般化することは毛頭ありえない」
と答弁しました。
公明党の山本香苗(やまもと・かなえ)議員が
「今回の派遣は世界中、
どこでもいつでも海外派遣できる
先例(せんれい)にはならないか」と質問したのに
答えたものです。
また、日本維新(にっぽんいしん)の会の鈴木宗男(すずき・むねお)議員が、
北方領土(ほっぽうりょうど)をめぐる日ロ交渉にかける
決意と覚悟をきいたのに対し、
安倍総理は
「自分たちの世代で解決したいと
固く決意している」と答えました。
鈴木議員は、あっせん収賄罪で2010年に
実刑が確定し、
衆議院議員を失職しましたが、
昨年の参議院選挙で国政に復帰しました。
鈴木議員の予算委員会での質問は