日銀 審議委員後任にリフレ派の安達氏
金融緩和の継続をアピールしました。
政府はきのう、日本銀行の審議委員に、丸三証券(まるさんしょうけん)経済調査部長の安達誠司(あだちせいじ)氏を
あてる国会同意人事案を
衆参両院に提示しました。
安達氏は、3月に任期満了を迎える原田泰(はらだゆたか)審議委員と同様、
金融緩和に積極的な「リフレ派」の
エコノミストとされており、
審議委員交代後も金融緩和政策が
維持されることになりました。
政府は、リフレ派を引き続き
指名することで、
日銀の政策運営方針が変わらないことを
示す狙いがあるとみられます。
日銀は2%の物価目標を掲げて、
大規模な緩和政策を続けていますが、
目標は達成できていません。