新型肺炎の死者106人、政府が今夜チャーター機
累計の死者が100人を超えました。
中国の国家衛生健康委員会(こっかえいせいけんこういいんかい)はきょう、
中国本土における
新型コロナウイルス肺炎の患者が
きのうまでの累計で4515人、
死者は106人になったと発表しました。
首都北京でもきのう、
50歳の男性が亡くなり、
初めての死者となりました。
本土以外の患者数は、
香港が8人、マカオが7人、台湾が6人
となっています。
一方、政府は、肺炎患者が多く出ている湖北省武漢市(こほくしょうぶかんし)に住む日本人について、
希望者を全員帰国させる方針で、
茂木敏充(もてぎとしみつ)外務大臣はきょう、
チャーター機を今夜中に
武漢に派遣すると発表しました。
アメリカ、フランス、韓国も、
武漢在住の国民を帰国させる計画ですが、
フランスは帰国者を14日間、
隔離することを検討しています。