新型肺炎被害の武漢市で交通機関停止
患者が増え続けています。
新型コロナウイルスが原因の
肺炎患者が多発している、
中国湖北省武漢市(こほくしょうぶかんし)はきょう、
空港と駅を閉鎖したほか、
市内の交通機関を運休にしました。
市民に対しては、特別な理由がない限り、武漢市(ぶかんし)を離れないよう指示しており、
感染拡大を防ぐため、事実上、
都市の封鎖に踏切りました。
人口一千万人を超える大都市で
市民の移動を制限するのは、異例です。
中国各地で新型肺炎の
患者が確認されており、
中国の国家衛生健康委員会は、
きょう零時の段階で、全国の患者は
571人に上り、うち17人が死亡したと
発表しました。
きのうの同じ時刻に比べて、
患者は131人、死者は8人増えました。
WHO・世界保険機関は、22日に
緊急会合を開き、きょう23日にも
「国際的に懸念される
公衆衛生の緊急事態」に当たるかどうか
対応を協議します。