安倍総理「桜」問題 従来の説明繰り返す
再調査は拒みました。
安倍晋三(あべしんぞう)総理大臣の施政方針演説
などに対する、各党の代表質問がきのう
衆議院本会議で行われました。
立憲民主党の枝野幸男(えだのゆきお)代表は、総理主催の「桜を見る会」の招待者選定をめぐる疑惑
や、IR=カジノを含む統合型リゾート
施設事業に絡む汚職事件について質問し、
「疑惑まみれのまま地位にとどまり
続ければ社会のモラル崩壊が続く」と、
総理の職を自ら辞すことを求めましたが、安倍(あべ)総理大臣は従来の政府説明を繰り返し、
政府が「廃棄し」としている昨年の
「桜を見る会」の招待者名簿について、「改めて調査を指示することは
考えていない」と述べました。
また、国民民主党の玉木雄一郎(たまきゆういちろう)代表が、
自民党の改憲案にある9条への自衛隊の
明記について「論理的な整合性がない」と
取り下げを求めたのに対し、
安倍総理大臣は
「問題があるなら憲法審議会で
提示頂きたい」と答えました。