レバノンでデモ隊と治安部隊衝突、400人以上けが
ゴーン元会長の逃亡先が
危機に陥っています。
レバノンの首都ベイルートで18日、
デモ隊と治安部隊が衝突し、
400人以上が負傷しました。
レバノンでは昨年10月半ばに、
政府による通信アプリへの課税に対し
反政府デモが始まり
政府の腐敗に対する
抗議デモへと拡大しました。
10月末にハリリ首相が退陣し、
12月には新たな首相が指名されましたが、組閣できない状態が続いています。
デモは19日も続き、
数十人が議会前の
バリケードを突破しようとしたため、
機動隊が放水銃や催涙弾を発射して
押し返しました。
3カ月近く続くデモの影響で、
預金の引き出し制限も行われ、
銀行への襲撃なども起きていますが、
混乱が収束するめどは立っていません。