英首相、イラン核合意でトランプ氏に同調
イランとヨーロッパの亀裂が深まりそうです。
イギリスのジョンソン首相は、おとといの
イギリスBBC放送のインタビューで、
イラン核合意について「トランプ・ディール」に置き換えるべきだと述べ、イランとの新たな
合意を訴えるアメリカのトランプ大統領に
同調する考えを示しました。
核合意は、アメリカが離脱したほか、
イランはウラン濃縮を無制限に進めると
宣言し、崩壊の危機にあります。
イギリス、ドイツ、フランスの
ヨーロッパ3カ国は国連制裁の再開に向けた
手続きに着手し、
イランに合意の履行を求めていますが、
イギリスは方針を転換する可能性が
出てきました。
イランは反発しており、ロウハニ大統領は
「ヨーロッパの兵士が危険にさらされるかも
しれない」と述べて、
ヨーロッパをけん制しました。