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イギリス下院 EU離脱法案可決

迷走の終わりが見えてきました。イギリス議会下院はきのう、政府が提出したEU=ヨーロッパ連合から離脱するための関連法案を賛成多数で可決しました。ジョンソン首相が率いる与党・保守党は、昨年12月の総選挙で下院の過半数を確保し、可決は確実視されていました。近く上院でも承認され成立する見通しです。ヨーロッパ議会も、今月中に離脱提案を承認する見込みで、イギリスのEU離脱は、2016年6月の国民投票から3年半の迷走を経て、20年1月末にようやく実現することになります。イギリスのEU離脱後も20年末までは、移行期間として、EU加盟国並みの状態が続くことになります。