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ゴーン被告 記者会見 潔白の主張繰り返す

新味に欠ける内容でした。日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告は、日本時間のきょう午後10時から、逃亡先のレバノンで記者会見し、自身が日本で問われた罪の内容について「根拠がない」などと述べて、改めて潔白を主張しました。事件については、日産の経営陣とゴーン被告はまた「弁護士が同席しないまま、長時間の調べを受けた」などとして、日本の司法制度を再び批判しました。ゴーン被告は会見に先立ち、自身の逮捕に関与した日本の政府関係者の実名を公表するとしていましたが、会見では「レバノン政府に迷惑をかけたくない」として、明らかにしませんでした。この日の会見は、ゴーン被告の考えで、日本メディアの大半を排除して行われました。ゴーン被告は、金融商品取引法違反や特別背任の罪で起訴されましたが、保釈中だった昨年12月下旬、関西空港からプライベートジェットで無断で出国し、レバノンに逃亡しました。ゴーン被告は、日本からの脱出方法についても語りませんでした。