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米大統領 イランへの制裁強化表明

双方が早くも矛を納めました。イランによるアメリカ軍基地へのミサイル攻撃を受けて、アメリカのトランプ大統領はきのう、ホワイトハウスで演説し、報復として新たな経済制裁を科すと表明しました。一方で「軍事力を使うことは望んでいない」と語り、武力にほる報復には慎重な考えを示しました。アメリカとイランの関係は、アメリカ軍が、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことで緊張が高まり、イランが報復してミサイル攻撃を行いました。ただ、攻撃はアメリカ側に犠牲者が出ないよう配慮されいたほか、イランのザリフ外相も「戦争は望んでいない」と発言しました。トランプ大統領が、再度の武力攻撃に否定的な発言をしたことで、両国が全面的に衝突する危険は、ひとまず遠のきました。