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東京地裁 長男殺害 元農水次官に懲役6年

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長男を殺害したとして殺人罪に問われた、農林水産省 元事務次官の熊沢英昭(くまざわひであき)被告に対する判決公判が16日、東京地方裁判所で行われました。中山大行(なかやまともゆき)裁判長は「犯行には短絡的な面がある」として懲役6年を言い渡しました。判決によると熊沢(くまざわ)被告は今年6月、東京都練馬区の自宅で当時44歳だった長男の英一郎(えいいちろう)さんを包丁で刺し殺害しました。熊沢被告は起訴事実を認めましたが、家庭内暴力を受けており「殺されると思い、身を守るため刺した」として執行猶予つきの判決を求めていました。判決は「長男の暴力を医師や警察に相談するなどの対処方法もあった」として実刑判決が適切と判断されました。