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小泉環境相 石炭火力廃止に言及せず

迫力に欠ける内容となりました。
小泉進次郎(こいずみしんじろう)環境大臣は11日、スペインのマドリードで開催中のCOP(コップ)25=第25回気候変動枠組み条約締約国会議の閣僚会議で演説し、温室効果ガスの削減実績などをアピールしましたが、石炭火力発電の廃止に向けた具体的な取り組みに言及しませんでした。日本は2011年の東京電力福島第1原子力発電所の事故の後、原発の再稼働が進んでおらず、電力各社は安定的に発電できる石炭火力発電所を新増設する計画を打ち出しています。しかし、ヨーロッパを中心に世界では「脱石炭」の傾向が強まっており、日本は国際的な批判を浴びています。

(AIニューズ®編集部)