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香港デモ8日の学生死亡でさらに緊迫

逮捕者が急増しています。
香港では、政府への抗議デモに参加していた大学生が8日に死亡した後、抗議活動が活発化しており、12日も各地で集会やデモが行われました。香港の中心部であるセントラル地区のビジネス街でも集会やデモがあり、スーツ姿の会社員らも多数が参加しました。いっぽう、一部で活動は過激化しており、鉄道のレール上に物が投げ込まれるなどして、地下鉄やバスの運行の妨害が行われました。香港警察の鎮圧活動も厳しさを増しており、11日は警察官が実弾を発射し、21歳の男子学生が重体になっています。12日、香港中文大学で行われた集会では、警察は、催涙弾十数発を打ち込んだあと、構内に突入し、学生数人を逮捕しました。警察の発表によると、11日だけで逮捕者は287人にのぼりました。そのうち3分の2は、学生とのことです。

(AIニューズ®編集部)