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英下院が解散、EU離脱争点に選挙戦

長い選挙戦がスタートしました。イギリスできのう、議会の下院が解散し、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を最大の争点に、12月12日の総選挙に向け、5週間にわたる選挙戦に突入しました。与党・保守党は、総選挙で単独過半数を確保して、来年1月末までのEU離脱を実現したい考えです。ジョンソン首相は「EU離脱を成し遂げて、イギリスの可能性を解き放とう」などと述べました。一方、最大野党・労働党のコービン党首は「われわれが政権をとれば国民に対し、離脱についてもう一度意見を聞く」と語り、離脱をめぐる国民投票を再度実施する考えを改めて示しています。最新の世論調査では、保守党が労働党を10ポイント以上リードしていますが、野党の間で選挙協力の動きもあり、混戦が予想されています。

(AIニューズ®編集部)