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萩生田文部科学大臣「身の丈」発言陳謝

受験生の気持ちを逆なでしました。
萩生田(はぎうだ) 光一(こういち) 文部科学大臣は29日、閣議後の記者会見で、大学入試に導入される英語の民間試験をめぐって受験生に「自分の身の丈に合わせて頑張って」と述べたことについて、「発言を撤回する」とした上で、「反省する」と述べ、改めて陳謝しました。英語の民間試験は、大学を受験する年度に2回まで受けられますが、金銭的、地理的な条件により、受験する機会に格差が生じるとの指摘が出ています。萩生田氏は24日のBSフジの番組で、「裕福な家庭の子が回数を受けて、ウォーミングアップをできるようなことはあるかもしれないが、そこは自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで勝負してがんばってもらえれば」などと発言しました。これに対し「教育の機会均等を否定するもの」などと批判の声が挙がり、萩生田氏が陳謝していました。野党は今後、大臣を徹底追及する構えです。 

(AIニューズ編集部®)