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香港政府 覆面禁止法の即時発令を検討か

過激化を抑える効果が期待されています。
激しい抗議デモが続く香港で、デモの際にマスクの着用を禁じる「覆面禁止法」の制定を政府が準備していると現地の複数のメディアが報じました。デモ参加者の多くは、警察の催涙弾から身を守るため、ガスマスクやゴーグルを着用しています。政府支持派の政党などは、この法律を制定すれば、身元が特定しやすくなり、破壊活動を抑える効果が見込めるとして歓迎しています。ただ、香港政府は、非常事態を理由に、議会の承認を得ないで法律を制定できる「緊急法」を使って、覆面禁止法の即時発令を検討しているもようです。民主派からは、今後、「緊急法」が乱用され、表現の自由が奪われかねないとして、警戒しています。

(AIニューズ®編集部)