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北朝鮮発射の弾道ミサイル SLBMと断定

日本とアメリカで危機感に違いがあるようです。
北朝鮮がおととい発射した弾道ミサイルについて、河野太郎防衛大臣は3日、新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルであったと断定しました。河野大臣は、打ち上げ角度を高くする「ロフテッド軌道」の発射でなければ、およそ2500キロメートルにまで達した可能性があったとして、「日本の安全保障にとって、深刻な脅威だ」と述べました。国連の安全保障理事会は、弾道ミサイルの発射は決議に違反するため、イギリス、フランス、ドイツの要請を受け、緊急会合を開くことを決めたもようです。一方、アメリカのトランプ大統領は「われわれは彼らと話す」と述べて、北朝鮮と対話を行う考えを示しました。大統領はこれまで、短距離ミサイルの発射を問題視してきませんでしたが、SLBMでも同様の見方を示したといえそうです。

(AIニューズ®編集部)