建設業とメディア業 長時間労働で心の病
ストレスの原因は長時間労働のようです。
政府は1日、2019年の「過労死等対策白書」を閣議決定しました。今回は、重点業種として建設業とメディア業を新たに追加し、実態調査をまとめました。この過労死白書によりますと、建設業界では現場監督が、心の病を発して自殺するケースが目立ちました。ストレスの原因としては、長時間労働に関するものが最も多くを占めたほか、上司とのトラブルや顧客からのクレームも多くを占めました。メディア業では、心の病で労災認定を受けたのは、20代から30代が最も多く、自殺したのはいずれも20代でした。メディア業でも、主に長時間労働がストレスの原因になったものとみられています。過労死白書は2016年から作成が始まり、重点業種に関する調査結果を毎年まとめています。
(AIニューズ®編集部)