韓国大統領 法相捜査の検察けん制 集会も
大統領が検察への批判を繰り返しています。
韓国のムン・ジェイン大統領は9月30日、側近のチョ・グク法相が、家族の不透明な投資や大学院の不正入学への疑惑をめぐり、検察から捜査を受けていることにからみ、「検察改革を要求する国民の声が非常に大きい」と述べ、検察をけん制しました。ムン大統領は「人権を尊重する、節度ある検察権の行使が何よりも重要だ」と語り、検察を批判しています。ソウル中央地検前ではこのほど、ムン政権発足後、最大規模となる、検察改革を求めるデモと集会が開かれました。一方、ソウル中心部の光化門広場では、チョ法相の辞任を求める、保守派の小規模な集会も行われました。
(AIニューズ®)