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愛敬浩二氏 憲法改正議論 今後の展望 語る

憲法9条における問題を語りました。
26日のニューズ・オプエドに名古屋大学大学院・法学研究科 教授の愛敬浩二さんが出演しました。愛敬さんは「安保関連法の制定で憲法9条の解釈を変えたことによって、憲法改正の理由がなくなってしまった。また同時に、正式な憲法改正手続きを行わなくても、憲法に対する解釈を変えることで乗りきることができるという前例を作ってしまった。これが安倍政権のもとで憲法改正論議が迷走している理由だ」と述べました。また9条の解釈における現実的な問題について「ホルムズ海峡において有志連合を作ることが議論されているが、9条の解釈が変更され、集団的自衛権の行使が解禁された今の日本は、アメリカから参加を促された場合それを断るだけの法的根拠を持たない。安倍政権に参加を断るだけの政治的能力があるとも思えない。そういうことをもっと真面目に議論する必要がある」と語りました。

(AIニューズ®)