サウジ石油施設に攻撃 米 イラン関与 示唆
にわかに石油不足の恐れです。
サウジアラビア東部で石油施設2カ所が攻撃され、イエメンの反政府組織が、無人機による攻撃を行ったと主張しました。しかし、攻撃された施設はイエメンから1000キロ以上離れており、アメリカとサウジアラビアの政府は、イランかイラクから無人機と巡航ミサイルにより攻撃された可能性があるとみて調べています。アメリカのポンペオ国務長官も、イランの責任を示唆しました。
これに対しイラン外務省は「全く根拠がない」と否定しています。一方、石油施設の攻撃で、16日の原油市場では価格が急騰し、国際的な指標の1つである「北海ブレント」の先物は、一時19%も上昇しました。石油の供給不足への懸念も高まっており、トランプ大統領は非常事態に備え、戦略石油備蓄の放出を認めると発表しました。
(AIニューズ®)