作家島田雅彦さん 拝謁記と昭和天皇語る
拝謁記と昭和天皇を語りました。
12日のニューズ・オプエドに作家の島田雅彦さんが出演しました。島田さんは「拝謁記の中で昭和天皇は、「反省」という言葉を何度も繰り返し使っている。人として戦争に対する責任を感じ、反省すべきであると思っていた。しかし戦後、天皇は政治の実権を持たない象徴と定義され、政治的要請によって道義的責任を口にすることが許されない状況となってしまった」と述べました。また、これからの天皇陛下のあるべき姿について「何かをつぶやけば、すべて政治的な発言となってしまうお立場にあるが、ご意見をお持ちになるのは大いに許されるべきである。全てにおいて政治的公平性を守ることを言い出したら、天皇陛下はただ単に、御名御璽のためだけの存在となってしまう。そのような状態のままでいいはずはない」と語りました。
(AIニューズ®)