岸本学氏 性犯罪の現状と社会の問題点を語る
9月4日のニューズ・オプエドに弁護士の岸本学さんが出演しました。
性犯罪被害者を支援する岸本さんは「多くの被害者は、犯行時の被害だけではなく、それ以降も不眠やうつ、人混みに近づけない、などの苦しみを抱える。しかし裁判では、裁判所や検察は被告人寄りであり、被害者に寄り添う弁護士も少ない。性犯罪被害者に対するケアはまだ不十分であると言わざるを得ない」と語りました。
また、痴漢冤罪の問題について「冤罪はほぼ無くなっている。以前は誤認逮捕され、否認すれば長期間にわたって拘留されるということが実際に行われていたが、現在は痴漢で犯人が拘留されることはほとんどない。否認する人は多いが、否認をしながら高額の示談を持ちかけてくるケースがほとんどだ」と述べました。
(AIニューズ®)