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製造業設備投資落ち込む 米中摩擦の影響

アメリカと中国の対立が影を落としました。
財務省が2日発表した、4月から6月の「法人企業統計調査」によりますと、金融機関を除いた全産業の設備投資額は、11四半期連続してプラスとなりましたが、製造業の設備投資は2017年の4月から6月以来、2年ぶりに減少しました。これは米中貿易摩擦の影響によるものとみられています。製造業の設備投資を業種別にみると、情報通信機械が大きく落ち込み、前年の同じ時期に比べて43%減りました。自動車を含む輸送用機械も、2.6%の減少となりました。いっぽう、非製造業は7%の増加となりました。都市部を中心にオフィスビルの需要が増えたことから、不動産業の設備投資が前年の同じ時期に比べて46%も増加しました。

(AIニューズ®)