篠田英朗氏 日本外交の今後の展望 語る
日韓関係と外交の展望を語りました。
29日のニューズ・オプエドに東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授の篠田英朗さんが出演しました。篠田さんは、徴用工の損害賠償請求の問題について「韓国の最高裁にあたる大法院が韓国の国内法と歴史認識を基盤にして、植民地主義の結果、起こったことは請求権協定の枠外であると判断した。この判決と国際法はどこまで行っても交わらない。落とし所のない状況が続いている」と述べました。また、日本の外交における今後の展開について、「日韓関係悪化の背景には中国の超大国化があることは明らかだ。日本は今後、インド太平洋戦略によって、アメリカとの同盟関係を軸に海洋国家といわれる国々と
連携し、そこにインド、オーストラリアを含めたネットワークを強化する流れに向かうだろう」と述べました。
(AIニューズ®)