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G7サミット閉幕 首脳宣言の採択見送り

首脳宣言の採択が初めて見送られました。
フランスで開催されていたG7サミット(主要7カ国首脳会議)は26日の夜、3日間の日程を終え、閉幕しました。アメリカと中国の貿易摩擦が過熱する中、自由貿易の在り方や、イランの核合意問題などで各国首脳の意見の隔たりが大きく、第1回のサミット以来、出されてきた包括的な首脳宣言は、採択が見送られました。世界経済の成長や、戦後の国際秩序の維持などを主導してきた、G7各国の影響力の低下が懸念される事態となっています。ただ、イラン情勢をめぐり、各国首脳が地域の平和と安定を求めていくことなどで一致したことについて、議長を務めたマクロン大統領は「首脳間で合意に達したことが重要だ」と意義を強調しました。

(AIニューズ®)