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アメリカのミサイル実験 ロシアと中国 反発

条約が失効してから初めての実験です。
アメリカ国防総省は19日、アメリカとロシアの間のINF=中距離核戦力全廃条約で禁止されていた地上発射型巡航ミサイルの発射実験を18日に実施し、成功したと発表しました。この条約は、射程が500キロから5500キロの短距離と中距離のミサイルの廃棄を定めていました。今月2日に条約が失効してから、アメリカがこの形式のミサイルの発射実験を行うのは初めてです。アメリカの実験に対し、ロシアは20日、軍事的な緊張を強める行為だとして強く警告しました。中国の王毅(おうき)外相は、20日に行われた河野太郎外務大臣との会談で「アメリカがこの地域に配備しようとしている、中距離ミサイルに反対する」と述べ、アメリカをけん制しました。

(AIニューズ®)