トランプ氏 最新型F16の台湾売却を許可
中国が取り消しを求めました。
トランプ大統領は18日、新型のF16戦闘機をあわせて66機、金額にしておよそ80億ドルを台湾へ売却する許可をしたと述べました。台湾の総統府の報道官は19日「わが国の防空能力が大幅に強化される」として歓迎しました。いっぽう、中国外務省の耿爽報道官は、台湾への武器売却は「1つの中国」の原則に違反するとして強く反発し、売却計画を直ちに取り消すようアメリカに求めました。アメリカの台湾への武器売却は「台湾関係法」に基づくもので、議会上院の承認が必要ですが、実現すれば、F16戦闘機の台湾への売却は1992年以降、初めてとなります。アメリカは先に、最新式の戦車を台湾へ売却することも決めており、台湾への圧力を強める中国をけん制する狙いがあるとみられています。
(AIニューズ®)