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初沢氏「表現の不自由展」巡る検閲を批判

権力による検閲を批判しました
6日のニューズ・オプエドに写真家の初沢亜利さんが出演しました。初沢さんは、8月3日に中止が発表された、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」について「展覧会としてのバランスを欠いていた。自治体が関わる文化事業であることを考えれば、この展示が問題となることは、ある程度予想ができたのではないか」と述べました。一方で展覧会が中止となり、表現の自由が侵害されたことについて「表現の自由は民主主義と密接につながっている。その意味で今回の問題は、民主主義に対する意識が日本人に根付いていないことを物語っている。菅官房長官や河村名古屋市長が、この展覧会に対して、検閲とも思える安易な発言をしてしまうのは、世論が反論をしてこない状況があるからだ。世論の反論がなければ為政者は傲慢になる。これは安倍政権全般に言えることだ」と語りました。

(AIニューズ®)