米軍機事故 警察立ち入り ガイドライン改定
ガイドラインが改定されます。
日本とアメリカの政府は25日、日米地位協定に基づく米軍機事故に関するガイドラインの改定で合意しました。今回改定されたのは、2005年に制定された、日米地位協定に関連する「米軍航空機事故に関するガイドライン」で、改定後の指針には、在日米軍基地の外で起きた米軍機事故について、地元警察や消防が現場に速やかに立ち入ることができるよう想定されているものです。現行の指針においては、現場周辺への日本側の立ち入りはアメリカ側の同意を得た上と定めていますが、事故直後はアメリカ側がこれを認めず、日本側の調査に支障が出るケースが相次いでいました。改定後の指針には、規制線内への「迅速かつ早期」の立ち入りを行うことを明記していますが、日本側の立ち入りにアメリカ側の同意が必要な点はこれまでと変わらず、実効性に疑問が持たれています。
(AIニューズ®)