香港市民らが陳述書「G20でも議題に」
大勢の市民が自由を訴えています。
香港市民ら数百人がきのう、香港にあるG20メンバーの国と地域の総領事館などを訪れ、陳情書を提出する運動を始めました。陳情書では、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正問題を、G20や首脳会談などで議題とするよう求めています。改正案をめぐっては、香港市民の間で「完全撤回」を求める声が強まっており、抗議活動が相次いでいます。デモを受け、中国外務省の耿爽副報道局長はきのうの定例記者会見で、「G20は香港を議論しないし、中国側は絶対に同意しない。これは完全に中国の内政だ」と述べたうえで、「いかなる外国政府、組織、個人でも、香港の事柄や中国内政に関与することには断固として反対する」と主張しています。
(AIニューズ®)